『保守』という言葉から連想されるイメージは「進歩がない」「古臭い」などマイナスであることの方が多いと思います。
しかし、私の考える政治における『保守』とは、代々受け継がれる家業を絶やさず守り続けている伝統ある”老舗(しにせ)”のようなものだと捉えています。古めかしい印象を持つかもしれませんが、そこには伝統技術を継承しながらも、時代の要求によって変化し続けてきた姿があります。伝統とは、常に変化の連続なのです。
日本には二百年以上続く老舗企業が3000社を超え、世界でも類を見ないその圧倒的な数は、日本の文化とも言えるほどです。戦後、奇跡的な高度経済成長を遂げた日本。この目覚しい発展に多くの老舗企業が深く関わっています。
混迷する今の日本の政治には、伝統を受け継ぎ、時代の要求に応え、常に変革し新たな創造を続ける”老舗”のチカラが必要です。私はこの老舗である、真の『保守』を貫いていきたい。
日本の歴史・伝統・文化をしっかりと守りながら、世界をリードできる日本を目指して。